
『光圀伝』

『光圀伝』冲方 丁

なぜ「あの男」を自らの手で殺めることになったのか。老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎で、誰にも語ることのなかったその経緯を書き綴ることを決意する。父・頼房に想像を絶する「試練」を与えられた幼少期。血気盛んな“傾奇者”として暴れ回る中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。やがて学問、詩歌の魅力に取り憑かれ、水戸藩主となった若き“虎”は「大日本史」編纂という空前絶後の大事業に乗り出す―。生き切る、とはこういうことだ。誰も見たこともない「水戸黄門」伝、開幕。
(画像と解説は、アマゾンさんからお借りしてきました)
一番最近読んだ本です。『天地明察』がとっても良かったので読んでみました。
結構分厚い本なんですよ。文字もギッシリ詰まってる感じで(笑)
でも、読み始めたら止まらなかったです。
時代小説好きなんですけど、私は一つ苦手なところがあって、
それは、親から一字貰って付けてたりして、似たような名前がたくさん出てきて、
誰が誰だったか分らなくなって、前のページで確認したりしないといけない所
でも、冲方 丁さんは意図してそうしているのか、主人公との関係を一言入れてくれてるので、
すんなり読めるんです。
私は時代小説は一種SFに似ていて、その世界観に浸るまでに多少時間がかかると思っていたのですが、
冲方 丁さんの本は現代小説を読んでる感覚で、最初から引き込まれました。
泣いたり笑ったり、感情移入しまくりでした。
私の人生にも色んなことがあって、たくさんの人との関係があって、
でも、その全てに光圀みたいに、こんなに真っ直ぐに向き合って生きてるかなって
自分を振り返ったり、歳を重ねるごとに変わっていく思いも実感として共感できたり、
いろんなことを考えさせられました。
今の年齢の時に読めて良かったなって思いました。
学校で習う歴史って本当につまらなかったけど、
『光圀伝』や『天地明察』はすごく面白かったし、
歴史に興味が湧きました。
教科書これにすればいいのにって思いますね

なぜ「あの男」を自らの手で殺めることになったのか。老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎で、誰にも語ることのなかったその経緯を書き綴ることを決意する。父・頼房に想像を絶する「試練」を与えられた幼少期。血気盛んな“傾奇者”として暴れ回る中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。やがて学問、詩歌の魅力に取り憑かれ、水戸藩主となった若き“虎”は「大日本史」編纂という空前絶後の大事業に乗り出す―。生き切る、とはこういうことだ。誰も見たこともない「水戸黄門」伝、開幕。
(画像と解説は、アマゾンさんからお借りしてきました)
一番最近読んだ本です。『天地明察』がとっても良かったので読んでみました。
結構分厚い本なんですよ。文字もギッシリ詰まってる感じで(笑)
でも、読み始めたら止まらなかったです。
時代小説好きなんですけど、私は一つ苦手なところがあって、
それは、親から一字貰って付けてたりして、似たような名前がたくさん出てきて、
誰が誰だったか分らなくなって、前のページで確認したりしないといけない所

でも、冲方 丁さんは意図してそうしているのか、主人公との関係を一言入れてくれてるので、
すんなり読めるんです。
私は時代小説は一種SFに似ていて、その世界観に浸るまでに多少時間がかかると思っていたのですが、
冲方 丁さんの本は現代小説を読んでる感覚で、最初から引き込まれました。
泣いたり笑ったり、感情移入しまくりでした。
私の人生にも色んなことがあって、たくさんの人との関係があって、
でも、その全てに光圀みたいに、こんなに真っ直ぐに向き合って生きてるかなって
自分を振り返ったり、歳を重ねるごとに変わっていく思いも実感として共感できたり、
いろんなことを考えさせられました。
今の年齢の時に読めて良かったなって思いました。
学校で習う歴史って本当につまらなかったけど、
『光圀伝』や『天地明察』はすごく面白かったし、
歴史に興味が湧きました。
教科書これにすればいいのにって思いますね

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