池井戸潤さんの本

「下町ロケット」池井戸 潤 「鉄の骨」池井戸 潤 「空飛ぶタイヤ」池井戸 潤
池井戸潤さんの作品3冊読みました。
左から順番に読んだんですけど、最後の「空飛ぶタイヤ」が一番好きです。
「下町ロケット」は、初めて読む企業物(って言っていいのかな?)で、
堅苦しいのかなと思ってたら、誰が読んでも分かる内容で、
感情移入も出来て、何より内容がとってもおもしろくて、
続きが気になって、一気読みでした。
経営者、従業員、技術者、中小企業、大企業、銀行、色んな立場の人たちの
いろんな思惑や思想、それらが交錯する中、主人公の佃社長達の熱い思いが
実を結んだ時は泣いちゃいました。
「鉄の骨」はNHKでドラマ化されてて、ドラマ自体は見なかったんですけど、
番組の宣伝を見た時、談合の話で、なんだか暗ーい感じがしたので、
ドロドロした内容なのかなって思ってたんですけど、
主人公が若手の社員で、談合に関わるのは関わるんですけど、
決定権や影響力を持つお偉いさんではないので、
それらの人を主人公を通して見るような感じで、
ワンクッションあるので、読みやすかったです。
主人公と銀行勤めの彼女の恋愛模様も織り交ぜられているのですが、
彼女が同じ銀行勤めの先輩に心惹かれてしまう件は、
同じ女としてちょっと?な感じがしました。
余談ですけど、
本を読んでて時々思うんですが、男性の作家さんと女性の作家さんでは
女性の書き方が全然違う気がします。
当たり前かもしれないけど女性の作家さんが書く女性は、
そういう人いる、その気持ち分かるって納得できるんですけど、
男性の作家さんが書く女性はそんな人いるかなぁ?そんな風に感じるかな?って思う時があります。
私は女なので、読者が男だと、その逆もあるのかなぁ?
「空飛ぶタイヤ」は運送会社所有のトラックのタイヤが走行中に外れて
小さい子供のいる女性に当たって、その女性が亡くなってしまうんです。
最初はその運送会社の整備不良が原因だってことになるんですけど、
本当はトラック自体にリコールに値する重大な不良があることが分かるんです。
主人公は運送会社の社長さんなんですけど、
自社の整備不良が原因ではないと確信を持っていて、
本当の原因を突き止める為に、世間や大企業の思惑や銀行の仕打ちと
覆いかぶさるたくさんの困難に、本当に、本当に辛抱強く、
忍耐と、信念を持って立ち向かうんですよ。
社長と一緒に一喜一憂し、涙を流しました。
どの作品もお勧めです。














